購入書籍20150319①

記録を忘れていた。「文庫・新書・選書」部門。
小西甚一『古文研究法』(筑摩書房[ちくま学芸文庫]/2015) ¥1,944-
 古文をもうそこまで勉強しなくてもいいんだけれども。

野家啓一『科学哲学への招待』(筑摩書房[ちくま学芸文庫]/2015) ¥1,188-
 まだまだ門前の小僧。■原田隆之『入門 犯罪心理学』(筑摩書房[ちくま新書]/2015) ¥885-
 ロンブローゾとか懐かしい。(「上から目線」というわけじゃないけど)かなりよく出来ているんじゃないんだろうか。キチンと冷静に読んで欲しい本だな。まっ、読むべき人に限って読まなかったりするわけで。
入門 犯罪心理学 (ちくま新書)

入門 犯罪心理学 (ちくま新書)

■西山深雪『出生前診断』(筑摩書房[ちくま新書]/2015) ¥820-
 これもよく出来ている。問題の微妙な難しさ、或いは繊細さがよくわかる。
 岩波書店講談社ちくま新書をどう思っているんだろうか。ときどき本屋で出版社提案の「新書御三家(中公新書+岩波新書+講談社現代新書)」フェアを行っているけど、新書のクオリティーで考えたら、
中公新書ちくま新書岩波新書講談社現代新書
という関係が私の中で固定化しつつある。
出生前診断 (ちくま新書)

出生前診断 (ちくま新書)

■佐野雅昭『日本人が知らない漁業の大問題』(新潮社[新潮新書]/2015) ¥756-
 ファストフィッシュと大手スーパーの話は、別の業界にも言えるわけで。
日本人が知らない漁業の大問題 (新潮新書)

日本人が知らない漁業の大問題 (新潮新書)

■野崎泰伸『「共倒れ」社会を超えて』(筑摩書房[筑摩選書]/2015) ¥1,620-
 功利主義への評価には与しない(「功利主義」と「生の無条件の肯定」とはホンマに対極に位置するんやろうか)が、「犠牲(のない社会)」を考えさせる本。上記ちくま新書と併せて。